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TEAM NACS「悪童」をBD鑑賞 [演劇]

有名な劇団て何かなと思い、まず知ったのが演劇集団キャラメルボックスとTEAM NACSでした。「サンタクロースが歌ってくれた」を探しましたが演劇動画配信サービス「観劇三昧」で観れるようなので、まずはTEAM NACSの公演から「悪童」を選びました。演出のマギーさんて誰だと思ったらメイキングを観てよくテレビで見る人だと知り、劇団やってる役者さんてたくさんいるなと今更感じました。今までTEAM NACSでの演出は森崎さんだというのは買ってから知ったので、稽古以外何が違うのか近いうちに他の公演のBDも買ってみようと思います。
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■あらすじ
今は荒れ果て廃墟と化したレジャー施設が取り壊されることになったが、それに反対する中学生時代卓球部員の吉村(戸次重幸)がその場を占拠する。要求は「元卓球部のメンバー全員を集める事」

役所勤めだった同級生の西崎(音尾琢真)が説得役に抜擢され、元メンバーを招集。かつての仲間、紺野(森崎博之)、牧(安田顕)、江口(大泉洋)は嫌々ながらもやってくる。

はじめは中学生時代この場所に来る約束を反故にされたと、その時間を取り戻すように要求。遊び始める吉村につきあう五人だったが、次第に懐かしいあの頃の楽しかった学生生活を思い出した。

いつの間にか吉村よりもエンジョイする四人に対し、面白くない吉村は問いかける。もう一人はどうした。彼の存在を忘れていないかと。

中学生時代に五人が犯した過ちが、断片化した記憶が五人の証言で繋がっていく。記憶と憶測が混じりあい、それぞれの怒りがぶつかり合い、そして彼が記憶の中で蘇る「一体お前は、誰だ」

■感想
悪童というタイトルから途中空気がピリピリしてきた時、誰か殺されるのかとダークな気分になりましたが、その後の怒涛の解決編で笑いました。終わったと思われたところでの更に伏線の全面回収はホント楽しかったです。笑いあり、小ネタあり、シリアスもあり、だけど結局大笑いでした。

オーディオコメンタリーも可笑しくて、舞台袖にいる時の裏情報とか演技中の気持ちとか面白いです。演劇という一発勝負でその時の段取りや小道具のアクシデントが発生しても、役者がみんなで臨機応変に対応し、客席にいる誰もが気づかぬ努力が半端ない世界なんだと知りました。

BDに残る公演は一つですが、地方によって笑いどころも違うし、アドリブを噛ませて乗り切っていくパワー、すごいです。

■データ
媒体:「BD」
原題:TEAM NACS 第15回公演 悪童
主演:TEAM NACS
脚本:古沢良太
演出:マギー

本編ディスク:コメンタリー収録(約113分)
特典ディスク:The making of 悪童、2016TEAM NACS新年会(約150分)
販売元:アミューズソフト

■TEAM NACSオフィシャルサイト
http://www.teamnacs.com/

■キュープロ~悪童DVD
https://www.cue-products.com/?p=goodsDetail_2535


 

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